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奈良の大仏さま

奈良の大仏さま

大型連休に入ります。
京都や奈良方面に出かける人達も多いと思います。
そこで「奈良の大仏さま」にまつわるお話をしたいとおもいます。

@奈良の大仏さまはとても大きいですが、大仏さまと、大仏さまが入っておわす大仏殿とは、どちらが大きいでしょうか?

答え・ 大仏さまが正解!
大仏さまが大きすぎて座しておわすのでございます。
・・・古いかけあい漫才より。

A大仏さまは世界で最も大きな金仏(かなぶつ)です。
海に泳いでいるくじらが
「俺だって負けないさ…」
と言って奈良に出かけて行きました。
比べてみると…くじらが二寸長いでした!

(きもの屋の反物をはかる物差しは「くじら尺」。家や物の長さををはかる物差しは「かね尺」)
・・・人間国宝・落語家桂米朝師匠の高座より。

B江戸時代。
大仏さまの法要を数日にひかえておりました。

ところが大仏さまの片方の目が、内側に折れ込んでしまったとの事です。
修理は法要までには、とても間に合いそうもありません。

「どんなにお金がかかってもかまいません。どなたか…」
と、たずねると、子連れの男が前に出て、
「わたしがやりましょう・・・なーに、十両でよろしいです」

と、言って、紐の先にかぎ針を着け、ひゅうひゅうと廻して、ピューッと放ちますと、それが見事に大仏さまの目の中に入ったそうです。

一緒について着た賢そうな子供が、するすると紐を伝って大仏さまの目の中に入ってしまったそうです。
子供は、大仏さまの体内に以前から在る足場に立つと、折れた目の部分を背中で「よいしょ」と押して、ピシリと、目の部分を元の位置にはめ込んだそうです。

見ていた人達は、見事な手際をほめていましたが、さあ大変。
子供が外に出られなくなってしまったと騒ぎはじめました。

ところが賢い子供は、鼻の穴からゆうゆうと出てきたそうです。

…、「目から鼻に抜ける」とのことばは、ここから来た…
などと、そのへんで言わないようにとは、
名人・桂米朝師匠の高座より。

文 イチコクヤ亭主

大仏さま
打ち出の小槌
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